断食療法”リプログラム” | 旭川皮フ形成外科クリニック旭川皮フ形成外科クリニック

HISAKOの美容通信2016年3月号

断食療法”リプログラム”

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 ヨーロッパやアメリカ、ロシアでは、生活習慣病等の治療の一環として、断食を取り入れている医療機関が多く、断食療法を専門とする病院もある程です。
特に、ドイツでは断食療法は盛んで、ヨーロッパでも最大規模の公立病院で、断食治療が行われています。これらの海外諸国では、ダイエットを始めとして、糖尿病や高血圧、高脂血症、高尿酸血症等の生活習慣病の治療として取り入れられています。
 最近では、アトピー性皮膚炎や花粉症、蕁麻疹等の腸管免疫の関与が疑われるアレルギー疾患や、うつ病を始めとする精神疾患の治療効果、癌(がん)等薬物治療の副作用の軽減効果も期待され、様々な分野での研究が進められています。
 意外なところで注目を浴びていて、それも結構効果的とされているのが、実は脱毛(薄毛)。特に、更年期を境に気になり始める女性の薄毛に、と~っても効果的とされています。後、アンチエイジングにも。
 だって、HGF(成長ホルモン)とIGF-1(インスリン様成長因子)は50歳で生下時の12%に低下しますが、断食によって20倍に増えるんだとか。
2012年4月26日NHK BS放送「絶食療法の科学」や、2015年1月16日の日本経済新聞でも取り上げられ、注目の「あと30年働けますか サプリ・断食…私流探し 願いは健康長寿(4)」等、様々な媒体でも取り上げられています。

 リプログラムRe-programは、医師と行う断食療法。無理のない断食で、自己治癒力を引き出すお手伝いをします。
…と言われても…ピンと来ないですよね? ぶっちゃけ、断食療法の目的は以下の3つ。
①血液検査で、生活習慣病に関する数値が異常値のまんま。何やっても改善の兆しが無い時は、試してみて下さい。ドイツでは、糖尿病や高血圧、高脂血症、高尿酸血症等の生活習慣病の治療として、健康保険で断食療法が認められてるんですから。
②腸管免疫(美容通信2014年1月号)(美容通信2012年9月号)の関与が疑われる、中々改善されない(難治性)アトピー性皮膚炎etc.のアレルギー性皮膚疾患の治療法の一つとして。HISAKOは、花粉症が酷くて、コンタクトレンズが未だカバーになるからマシって位の超が付く程の重症。しかしながら、2015年の東京のスギは最悪の飛散状況だったにもかかわらず、意外に、花粉症の症状が軽かった。予想はしていたけど、その効果にビックリ。抗ヒスタミン剤の内服も、目薬も、点鼻薬も、全く使わずに、乗り切れた。HISAKO史上、最高の快適な春でした。
ダイエット。結構、ダイエットには、効果絶大! 貫禄付き過ぎとか、腹の肉がポニョとか…、も~、散々スタッフに馬鹿にされまくっているHISAKOが、人並の体重(標準体重)に戻れるか!?のレポート付(笑)。

2015年1月16日の日本経済新聞の記事を、そのまんま抜粋しちゃいます。題して、「あと30年働けますか サプリ・断食…私流探し 願いは健康長寿(4)」

 ビタミン、アミノ酸、鉄、必須脂肪酸……。慶大医学部の教授、坪田一男(59)は毎食、数十粒のサプリメントで締める。量は1日128錠。14年前、研究の一環で、不足しがちな栄養を補うために飲み始めたが、今では主食のようだ。
野菜中心の食事をとり、運動も欠かさない。それでも「最適量の栄養はとれない」からサプリで補う。「飲むのをやめたら体調が悪くなった」


■3日ぶりの食事

 「白菜ってこんなにおいしかったの」。昨年11月下旬、栃木県の「アイランドホテル&リゾート那須」で、網谷恵子(58)は3日ぶりの食事に舌鼓を打った。直前2日間、口にしたのは野菜や果物のジュースと水だけ。数カ月に一度の断食だ。
衣料品企画会社を経営し仕事優先の生活。外食中心で脂っこい食事になりがちだ。「断食で体をリフレッシュさせる」
働き盛りの30~50代に新しい食が広がっている。市場調査のインテージ(東京・千代田)によると、国内の健康食品・サプリ市場は約1兆5000億円。効能の裏付けがあるものは少ないが、年々拡大を続ける。断食プランも盛況。プリンスホテルは首都圏で年10回ほど2泊3日の「週末断食」を提供。中高年の人気を集める。
食べることに不自由があまりなかった世代だ。世界の料理や食材に親しみ、体はふくよかに。40代男性の肥満者の割合は35%(2013年)。20年前から10ポイント上昇し男女の全年代で最高になった。
 一方で健康維持に懸命だ。30~40代男性の2割近くが週60時間以上働く。55歳だった定年は事実上65歳に伸びた。年金不安から70歳以降も働こうと考える人も。だから体によいと聞けば、新しい食をためらわない。
食事のあり方は古来、ビジネスの事情に左右される。日本に1日3食が定着したのは江戸時代。ろうそくの普及や労働の長時間化が原因という。米国は20世紀初め。トーマス・エジソンが電気トースターを売るため「1日2食は不健康。3食食べよう」と宣伝したことが大きい。グローバル化で仕事の時間が一様でなくなった今、「食事の中身や取り方が多様化するのは当然」。東京家政学院大学の名誉教授、江原絢子(71)は言い切る。


■社員の栄養管理

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 労働人口が減る中、社員に長く働いてもらうため、企業も健康な食の確保に乗り出した。
「最近、脂質が多いな」。社員は自席のパソコンで栄養摂取状況を確認して社員食堂へ。オタフクソース(広島市)本社の昼の風景だ。昨年、栄養管理システムを導入した。
総務部長の弘岡俊史(51)はこの1年で体重が7キログラム減った。「昼食だけでもチェックすれば、体は変わる」。将来はデータを生かした健康指導に発展させる計画だ。
バブル景気に沸いた80年代末、「24時間、戦えますか」が売り文句のドリンク剤が人気を集めた。それを飲み疾走した若手も50代に。食で追い求めるのは長距離走だ。あと30年、働けますか。模索は続く。(敬称略)

何故、人は断食をするのか?

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 多くの人は、マハトマ・ガンディーではありません。何らかの主張を世間に広く訴える為に、飢餓(ハンガー)ストライキを行う人は、極く一握りです。ヨーロッパやアメリカ、ロシア等の海外の医療機関で盛んに行われている断食治療とは、全く別物と捉えるべきです。後者の大きな治療目的として挙げられるのが、以下の3つです。

  • 糖尿病(インスリン抵抗性の改善)や、高血圧(動脈硬化指数の改善)、高脂血症(悪玉コレステロールの低下)、高尿酸血症(尿酸値の低下)等の生活習慣病の治療
  • 腸管免疫美容通信2014年1月号)(美容通信2012年9月号の関与が疑われる、中々改善されない(難治性)アトピー性皮膚炎美容通信2007年4月号や花粉症、蕁麻疹etc.の皮膚疾患の治療法の一つとして
  • 特にダイエット美容通信番外編:ダイエットの極意)には効果があり、日本では、断食≒ダイエットってイメージが強いって風潮すらあります。

 他にも、腸管免疫が関与が疑われるうつ病を始めとする精神疾患の治療とか、癌等の薬物治療の副作用の低減効果とか、色んな分野で注目されてるみたいですが…、分野外の事を大風呂敷拡げても仕方ないですから、まあ、参考までに噂話をってくらいですかね。

 ところが、断食が意外なところで注目を浴びていて、それも結構効果的とされているのが、実は脱毛(薄毛)
特に、更年期を境に気になり始める女性の薄毛美容通信2010年9月号
美容通信2008年5月号に、と~っても効果的なんだそうです。
 断食による若返り効果は広く知られていますが、HGF(成長ホルモン)とIGF-1(インスリン様成長因子)は50歳で生下時の12%に低下しますが、断食によって20倍に増えると言われています。
発毛のキーになるFGFや白髪の原因となるカタラーゼも10倍になると言われています。

在宅で行う3.5日間の断食治療プログラム

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 リプログラムは、宿泊等をせずに、自宅で日常生活を送りながら、専用のサプリメントによって、必要最小限の栄養素を補給し、3.5日間の断食を無理なく行うプログラムです。
 断食療法は低血糖症状が出易く、頭痛や立ちくらみ、吐き気等を起こす可能性があり、危険回避の為に、通常は宿泊施設に収容!して治療を行うもんです。しかし、実際問題として、救急車で搬送される様な切羽詰まった状況でも発生しない限り、普通の生活を送っている人々にとって、仕事や家事、育児等を放棄してお籠りなんて好き勝手出来る訳もなく、又、費用の面でも、治療費と併せて宿泊費も必要となる為、結構高上りの請求になっていました。
 又、お家での引き籠り断食は、望むと望まざるとに拘わらず、我が道を行ってしまう(笑)事が多く、空腹感や低血糖症状が出た場合の十分な対応が出来ず、短期間で挫折したり、体調を崩してしまう事例がままありました。逆に、過度に長期の断食を継続し、栄養失調や脱水症状のトラブルに見舞われる症例もありました。医療機関で、医師の指導の下、断食は行うべきなんです。
 そう思うと、リプログラムは、ホント、お手軽。HISAKOも通常診療を行いながらの、17日間のフルラインプランを完遂出来ちゃいました❤ 詳しくは、後述のHISAKOの体験談をお読み下さい。

試験データ(医源堂提供)

16~66歳までの男性14人、女性14人の計28人にリプログラム断食療法を施行しました。開始1日前より、体重・体脂肪の測定を、最終日まで毎日各自で測定してもらいました。又そのうち男性14名、女性12名の計26名で、実施前の空腹時と、リプログラム断食療法17日間終了後、更に1週間経過した後の空腹時に血液検査を再度行い、比較を行いました。17日間の断食療法終了後の1週間は、参加者に健康的な♪と誰もが納得する内容のご飯(通常食)を続けて食べて貰いました。

  • ダイエット効果

28名全員で、開始前より体重の減少が認められました。

  • 体脂肪率への効果

28名のうち11名は、リプログラム③を4日目より併用し、7名で1.5%以上の体脂肪率の減少が認められました。
他の4名では、体脂肪率の大きな増減は見られませんでした。
リプログラム③を併用しなかった14名では、1.5%以上の体脂肪率が減少したのは、男性8名中2名、女性6名中0名でした。
*28名中3名は、体脂肪率の測定がちゃんと出来ていなかったので、検討対象から除外。バイバ~イ!

  • LDLコレステロールへの効果

 LDLコレステロール値が139mg/dlより高かった人は、26人中で、男性4人女性9人の合計13人。
その内12人は17日間のリプログラム療法によりLDLコレステロール値が低下し、8人は139mg/dl
以下の取り敢えずは基準値内!にまで下がりました。

  • 尿酸値への効果

尿酸値が6mg/dl以上であった人は、26人中男性10人女性2人の合計12人。そのうち10人が17日間のリプログラム断食療法により、尿酸値が低下しました。

リプログラムで使用する4種類の製品について

 断食療法の際に使用するのは、リプログラム①、②、③、④の4種類で、夫々以下の特徴があります。しかし、
必ずしも断食とセットで考える必要はなく、サプリメントとして非常に優秀な製品でもある為、単体で服用することもできます。

リプログラム①

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 ファステイング期のひもじい思いを軽減したり、回復期や減量期の食事の代替食として、摂取します。原料は、動物性及び植物性の蛋白質をメインとし、更に、糖質美容通信2011年4月号は吸収が緩慢に行われ、且つ腹持ちする多糖類である黒糖やメープルシロップを配合しています。思いの外、腹もちは良いです。見た目は、青汁か、抹茶ドリンクといった風情で、蜂蜜を混ぜたような甘ったるさが口に残りますが、まあ、HISAKO的には、許容範囲内っちゃ範囲内かな。決して不味くはない。寧ろ、サラサラした抹茶ういろうの液体版って感じで、和スィーツ好き、特に、「名古屋出張の定番おみやは、虎屋ういろ派」は、たまらんにゃ~ん♥って、断食終了後も指名買いしてしまうかも(笑)。「ちょっと、近頃宴会続きで肥満化が気になるけど、ガチに断食は…」と思う時に、暫くと言っても、1~2週間、昼食や夕食の一食をこのリプログラム①に置き換える、単品的使い方も十分ありだと思いますよ。
 唯、この甘ったるさが許せない!って、硬派の左党がいるのも事実。リプログラム①は、必ずしもお水で溶く必要なんてありません。ういろうもどきにギブアップしそうなら、遠慮なく、豆乳やコーヒー等に溶かしてみても、全然OK。繰り返しになりますが、リプログラム①の目的は、低血糖を起こさないようにする事と、必要最低限の蛋白質補給なんです。だから、この目的から逸脱しない液体なら何でもOKで、ある意味、味の工夫のし甲斐のある製品なんです。


配合材料:1包(20g)

  • 有機JAS大麦若葉(九州産大麦若葉使用)
  • 乳蛋白質:北海道産❤
  • 大豆粉末:国産大豆使用
  • 難消化性デキストリン(国内加工)

 製品開発者によると、このリプログラム①の自慢は、実は、この難消化性デキストリンなんだとか。配合されている黒糖やメープルシロップを上手に絡ませる構造の為、兎に角血糖がぐんと一気に上がる事なく、細く長く維持が出来るので、空腹感が出難いのが特徴です。この手の商品に付き物の、空腹のあまりの挫折とか、低血糖でダウンしちゃうって危険性を、最大限に回避可能! とは言っても、後述の通り、低血糖症状の危険性を完全に回避出来る訳ではないので、まあ、不幸にして低血糖の症状が出たら、即、安静+飴ちゃんですけどね。

    • 植物発酵酵素(国産、米国、ノルウェー、マレーシア)
    • 金時生姜末(愛知県産)
    • ドロマイト(ノルウェー産)

 ドロマイトは、珊瑚などの生物が海底に堆積して石灰岩になった後、カルシウムの一部が海水中のマグネシウムで置き換わって生成した、生物由来の鉱石です。天然のミネラル素材のひとつで、カルシウムとマグネシウムが2対1の理想的なバランスで含まれています。
 カルシウムは体内に最も多く存在するミネラルで、マグネシウムと互いにバランスをとりながら存在しています。
 マグネシウムが欠乏すると、カルシウムが骨から出てしまうことがあります。骨を丈夫に保つためにはカルシウムとマグネシウムを2対1のバランスで摂るのが理想とされています。

      • 黒糖(沖縄県産)
      • メープルシロップ(カナダ ケベック州産)

リプログラム②

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 胞子を有する特殊な乳酸菌(美容通信2013年8月号を配合し、又、3種類のオリゴ糖美容通信2012年8月号
乱れた腸内環境
美容通信2014年1月号を整えてくれます。ファスト期、回復期、減量期の全ての期間に摂取します。人によっては、お腹が緩くなったり、下痢になる場合があるので、迅速な対応が可能な自宅での摂取が望ましいんだとか。まあ、それを承知なら、会社でも学校でも、飲むのは構わないんだけどね。唯、ピ~ピーなら…、減量する対処しかないけど。
 えっ?そんなんだったら、いらん?←何をおっしゃるウサギさん(笑)。断食の後の、硬いうんこ対策には必須の人って意味でもあるんですよ!
まあ、昔は人が合成出来ないビタミン等は、食べ物で補給する事ばかり気を取られていましたが、実際は、人が自分では作る事の出来ないビタミンやホルモン、酵素なんかは、腸内細菌が合成してくれますからねぇ。腸内細菌が必要に応じて頑張って作ってくれるんなら、そりゃあ、楽ちんですよね。無理矢理サプリメントなんかで補わなくて良いんですから
美容通信2016年2月号)。


配合材料:1包(2.5g)

      • 有胞子性乳酸菌
      • イソマルトオリゴ糖
      • 乳果オリゴ糖
      • デキストリン

 後でも触れますが、肥満や過食と大いなる関係を有するのが腸内環境ですからね。かのユウェナリスも申してたじゃございませんか。
健全なる精神は健全なる身体に宿り、健全なる身体は健全なる腸内細菌により作られる…じゃなかったでしたっけ(笑)?

リプログラム③

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 代謝が低下しているHISAKOの様な肥満児だけでなく、内臓脂肪が多いメタボリックシンドロームに対して、
 体内の血流促進、代謝を向上
させてくれます。断食の友との異名もあります。実際、28人に対し行った臨床試験の結果では、リプログラム①と②のみしか服用したかった群は、体重減少のみが殆どだったのに対し、③を更に併用した群では、体脂肪率も減少した症例の割合が有意に多かったんだそうです。
 唯、苦い!
 あっ、循環器系疾患を有する方への使用は、(循環器疾患の!)主治医の許可が必要です。


配合材料:1包(2.5g)

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      • シトルリン

血流の改善。

      • カテキン(エピガロカテキンガレート(EGCG))

この抗酸化力が、体脂肪減少の大いなる促進力! 体脂肪に直に働き掛けてくれます。

  • 難消化性デキストリン
  • デキストリン

リプログラム④

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 脳と体の各細胞の修復を強化する注目の(!)抗疲労・修復成分であるカルノシン・アンセリンと、脳の疲れを取るアミノ酸類を配合。
美白・解毒効果を有するシスチン等も、漏れなく入っていま~す♪ 断食終了後の、過食習慣を復活阻止し、リバウンドしない体作りには、ストレスによるコルチゾール(美容通信2015年4月号)等のホルモンバランスの乱れを正す事が近道。リプログラム④は、意外に侮れない奴なんです。


配合材料:1包(2.48g)

      • L-グリシン
      • L-メチオニン
      • L-シスチン
      • L-グルタミン
      • イミダソールジペプチド

 抗疲労、抗ストレス成分であるイミダゾールジペプチドが配合されているので、ストレスによって体内に発生した酸化物質を速効駆除。

  • べタイン

妊婦、授乳婦での安全性は確認されていません。だから、ママたまとママには適応なし!

  • 香料
  • ココアパウダー

リプログラムは、ファスト期、復食期、減量期の3つから構成されている

 リプログラムには、後述する様に6つのコースがありますが、全て、ファスト期、復食期、減量期の3つの組み合わせから成り立っています。

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ファスト期(治療1日目~3日目)

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 これまでの過食によって肥大していた胃を正常な状態に戻し、本来の空腹感を感じる事によって、麻痺していた満腹中枢を正常な状態に戻し
ます。又、断食により、体内に貯まり続けていた代謝老廃物を排出させ、消化管を休ませる働きもあります。

このファスト期は、治療1日目~3日目の3日間(72時間)で、断食療法であるリプログラムの根幹を構成する大事な3日間になります。
 この間に使用するのは、リプログラム①と②のみです。具体的には、リプログラム①を1日4包(80g)をお水やお茶に溶かしたものを、のべつ幕なしではありませんが、腹が空いたにゃ~と感じた時に、ちびちびと飲む。1包は、お水や冷たいお茶150~200mlに溶かすのがスタンダードなので、HISAKOは、朝出勤したら、まず555mlのいろはす(←コカコーラの回し者ではありません。お歳暮の残りです)2本を用意し、夫々をちょっと啜ってそこそこに容量を減らしてから、1本に付き2包をいっぺんに投入。シェイクして、本日の餌の準備完了(笑)。
 後は、晩飯代わりにリプログラム②を1包飲んで、終わり。
 つまり、食事は、一切なし! 間食も禁止です。しかしながら、低血糖の予防と称して、仕事やプログラム中に運動を行う場合は、事前に少量の蛋白質の摂取はOKなので、HISAKOは、ちょっとずるっこしてしまいましたが(笑)。下のエクセで、豆乳じゃなくて…豆乳ラテ1杯…。
 でも、エクセって、スタバ同様、加糖された調整豆乳が使用されてた気がする…。ひゃ~! それじゃ、駄目じゃん!
 治療1日目が、一番きつかったです。ずるっこしたのは治療1日目だけです。2、3日目は、慣れたのか、諦めたのか、意外に楽勝。
アルコール? 勿論、×です。論外です。水分の摂取と称して、糖質や塩分を含んでいる物を飲むのは×。お水かお茶にしておいて下さい。当たり前ですが、もどきもダメです。

運動は、低血糖の恐れがあるので、軽い運動やストレッチ程度に留めます。

復食期(治療4日目)

治療開始4日目。

 消化管を徐々に働かせ、通常食へ回復出来る様に調整
して行きます。体脂肪に働き掛けるリプログラム③や、ストレスの多い方はリプログラム④の摂取を開始し、コンディションを整えます。3.5日間(←朝飯抜きだからね、4日目も)の絶食により、今までの暴飲暴食の挙句にびろ~んびろ~んに肥大しきっていた胃も、漸く正常サイズに戻ると言うものです。空腹感と満腹感をしっかり感じながら、今日も美味しくご飯を頂ける幸せを神様に感謝して、食事を摂ります。

 急に断食から通常食に戻しても、胃が受け付けません。助走に当たるのがこの復食期ですから、昼食、夕食と徐々に食事量を戻して行きます。
 具体的には、朝ご飯なし。代わりに、午前中いっぱいかけて、リプログラム①2包(40g)をとかしたお水をちびちび飲みます。お昼は、お粥とかおじやとか、消化の良い物を200Kcalを目安に食べます。3.5日振りのご飯❤
 因みに、HISAKOは、病み上がりの老人みたいと自嘲しながら、美味しくセブンでレトルトのお粥からの復食でした。
 その後のスケジュールとしては、昼食の1時間後に、リプログラム③を1包。更に、夕食の30分前に、健やかな腸内細菌の為に、リプログラム②を1包。
 夕食は通常食、つまり、病院食にありがちな塩分制限食とか刻み食とかではなく!って意味です。唯、好きなだけ食べれる訳ではなく、600Kcalを目安にします。
 「600Kcalって、どんなご飯?」って尋ねられますが、YAHOO!の知恵袋でお知恵を拝借すると、カロリーメイト1本が100Kcalなので、カロリーメイト6本。
 結構な量です。え? 真面目な飯はないのかって? すき家の牛丼ミニが約500Kcal。蓬莱の豚まん一個が325Kcal。カップラーメンが大体400〜500Kcalの間。
 ご飯は200g(茶碗大盛り一杯)で320Kcal。寝る前に、リプログラム④を1包飲んで、明日に備えます。

 アルコールは、基本、飲まないのがお約束。でも、ど~しても飲まなきゃいけない接待の席とかなら、水やお湯で割って、アルコール濃度を下げた上での、しぶしぶの許可は出せますがぁ。水分は普通に摂っても構わないので、酒の席でも、ウーロン茶とか、無料の水道水とかをオーダーしましょう。糖分や塩分を多く含んでいるジュースやスポーツドリンクは、同じソフトドリンクでも駄目です。

 運動は、低血糖の恐れがあるので、軽い運動やストレッチ程度にして下さい。

減量期(治療5日目~17日目)

 摂取するカロリーを抑え、正しくは暴飲暴食の習慣を改めさせ、減量を持続させる食習慣付けを行うのがこの減量期です。教育的指導期間とでも言いますか(笑)。断食により、長い間の過食習慣から拡張してしまった胃やおバカになった満腹中枢が、正常な状態にリセットされるので、本来の胃袋のサイズに見合った食事の量で、十分な満腹感を得られます。本来のあるべき姿を継続しましょう!

 朝ご飯は、7分目食です。朝食の1時間後に、脂肪燃焼に効果的なリプログラム③を1包服用します。運動する予定がある日は、朝食1時間後ではなくて、運動1時間前に飲むのも効果的❤ 夜はディープに五反田飯(笑)派のHISAKOは、1日1回の食事置き換えを昼食にしました。リプログラム①2包(40g)を溶かしたいろはすを、午前中から夕食までの間に、ちびちびと、空腹を紛らわせるように飲みます。晩御飯の30分前に、腸内細菌の餌であるリプログラム②を飲みます。ディナーに於ける前菜とでも考えて下さい。
 夕食は7分目食です。本当は、リプログラム③の置き換えは1日1回、昼食か夕食のどちらか食事量の多い方にするのが原則です。
 HISAKOと違って、晩御飯の置き換えをする場合は、昼7分目食を食べてから寝るまでの間に、ちびちびリプログラム③を飲んで、空腹を紛らわせて下さい。就寝前に、健やかな明日の為に、リプログラム④を1包飲んでお休み下さい。
 アルコールは、解禁です。と言っても、カロリーの低いお酒を1~2杯程度に留めておきましょうと、リプログラムの能書きにはしっかり記載されています。
 他人に厳しく、その分自分には甘い事を人生の信条として生きて来たHISAKOとしては、
 「糖質制限(美容通信2014年3月号)(美容通信2015年10月号)を気を付ければ、カロリーはそんなに厳格に気にせんくても良いよね~ぇ。
 日本酒とビールさえ控えれば」と盛んに言い訳をして、「焼酎やウィスキー系の蒸留酒なら、1~2杯と言わず、2~3杯でも可だよね~ぇ」と、ついつい進んでしまいました、ははは。水分は通常摂政。但し、糖分や塩分を多く含んでいるジュースやスポーツドリンクは、引き続き×です。


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 減量期の運動は、積極的にがお約束。ぐうたらな女子には、強制的に運動させちゃうAC BODY(美容通信2012年7月号)がオススメです。
あっ、家庭用EMSマシン”スタイリフト”は、HISAKOのクリニックでも好評発売中で~す。

6つのプランからお選び下さい

 リプログラムには、以下の6つのプランが用意されています。

 成長ホルモンの投与を受けている場合は、成長ホルモンが糖代謝に影響を及ぼす為、断食期間中(3日間)は中止を
オススメしています。性ホルモンについては、自分で作れないから補充しているので、止めちゃあかんでしょ。継続して下さい。

 再トライをする場合は、2週間後再々トライ、再々々…については、最低2~3ヶ月開けてね。そうじゃないと、如何に断食って過酷な状況であっても、人間慣れちゃって、効果が出なくなっちゃうんですよね。だから、爪水虫の治療でも、フェイシャルの施術でも、抗癌剤の投与でも、皆、忘れた頃に、ドン!でしょう?

■断食のみのプラン
[日程]必要日数;4.5日
(1)断食3.5日間 (2)復食日


[こんな方にオススメ]

  • 断食ってもんを一度体験してみたい。
  • 体のリセットをしたい。
  • 短期間で減量したい。


[必要サプリメント]

リプログラム①1箱、リプログラム②1箱
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■断食+1食置き換えプラン
[日程]必要日数;17日
(1)断食3.5日間 (2)復食日 (3)13日間の1食置き換え


[こんな方にオススメ]

  • 減量をしっかりしたい。
  • 食生活のリズムを作りたい。


[必要サプリメント]
リプログラム①3箱、リプログラム②1箱、

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■1食置き換えプラン
[日程]必要日数;14日
14日間の1食置き換え


[こんな方にオススメ]

  • ちょっとだけ体重を落としたい。
  • 断食まではしたくないけど、減量したい。
  • 仕事や学校の都合上、断食は無理!


[必要サプリメント]
リプログラム①2箱、リプログラム②1箱
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■断食+1食置き換えプラン(体脂肪改善プラン)


[日程]
必要日数;17日
(1)断食3.5日間 (2)復食日 (3)13日間の1食置き換え (2)(3)リプログラム③の併用


[こんな方にオススメ]

  • 体重に加えて、体脂肪も減らしたい。
  • ポッコリお腹を解消したい。
  • 積極的に運動する、マニアな人々。
  • 綺麗なボディライン♥
  • 生活習慣病の改善をしたい。


[必要サプリメント]

リプログラム①3箱、リプログラム②1箱、リプログラム③1箱

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■ストレス太り解消プラン

[日程]必要日数;17日
(1)断食3.5日間 (2)復食日 (3)13日間の1食置き換え (2)(3)リプログラム④の併用


[こんな方にオススメ]

  • ついついストレス喰いしてしまう。
  • 慢性的に疲労感が抜けない…。
  • 積極的に運動する、マニアな人々。
  • 間食(豆腐とか納豆とかじゃなくて、お煎餅とかチョコと言ったお菓子ですよ、お菓子!)をついついしてしまう。


[必要サプリメント]

リプログラム①3箱、リプログラム②1箱、リプログラム④2箱
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■フルラインプラン
[日程]必要日数;17日
(1)断食3.5日間 (2)復食日 (3)13日間の1食置き換え (2)(3)リプログラム③④の併用


[こんな方にオススメ]

  • フルラインで使用する事で、断食の効果を最大限にサポート。
  • ガチに断食希望。


[必要サプリメント]

リプログラム①3箱、リプログラム②1箱、リプログラム③1箱、リプログラム④2箱

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リプログラム断食療法に於ける注意事項

断食期間中

  • 断食療法は、海外でも広く行われており、適切な方法で行えば問題はありません(←後述の様に、低血糖には十分注意をする必要がありますが)。

しかし、断食療法は、諸刃の剣。効果もある分、適応や使用方法を誤れば、当然、栄養失調や却って体調が悪くなる事だって十分あり得ます。

特に断食の日数については、必ず医師(及びクリニックのスタッフ)の指示に従い、独断と偏見で、勝手に期間を延長したりはしないで下さい
ね。絶食の日が1ヶ月で3.5日以内が原則です。稀に、連続して再トライを全プログラム終了後2週間後に行う事もあります(←例えば、超巨体のおっさんとかぁ)が、しつこい!と怒られそうですが、大事な事なので繰り返します。断食は、原則は1ヶ月で3.5日です。

  • 断食療法の再トライは、元々の体重や栄養状態にもよるけど、大体、2~3ヶ月は最低でも開けて欲しいかな。

定期的に行って、「細胞に活!」するなら、3~6ヶ月に1回程度がオススメです。断食していない時でも、
糖質は肥満の素と心して、山盛りの蛋白質にお野菜中心のメニューを心掛けておくんなまし。

  • 断食療法に適さない人って、います。

例えば、下記の様な人々。リスクを伴い、厳重な管理が必要となりますので、主治医の先生と十分相談した上でのお話になります。

  • インスリン療法を受けている人や、血糖降下薬を使用している人

インスリンや血糖降下薬等を使用している場合、急激な低血糖を起こし、非常に危険です。必ず、糖尿病の治療を担当している主治医に御相談下さい。

  • 心臓病を始めとする循環器疾患のある人

リプログラム③は、サプリメントとは申せ、血管拡張作用、血流促進作用を有していますから。

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  • 妊娠・授乳中のママ及びママたま

その他、治療中の疾患や服用中の薬がある場合にも、主治医の先生に御確認下さい。
BMI25Kg/㎡を超えるグラマラスボディの持ち主は、断食前に1食置き換えの助走期間を1週間程度置いて、経過観察の上、体調的に問題なければ、GO!

  • リプログラムは断食療法にしてはお安いけれど、決して、100均で買えるような金額ではありません。

そうなると、要らん節約魂がムクムクと湧き上がっちゃう人が、どうしたって1人や2人、いや10人?20人?かな、良く分んないけど、まあ、ある程度の割合でとしか言えませんが、出て来るもんなんです、世の常として(笑)。市販のフルーツジュースや、アマゾンや楽天で販売されてる酵素ドリンク等で、代替出来そうな代物はないかと血眼になって探し、そして、この人達の怖いところは、ホントに有言実行しちゃうところ(笑)。そんな事すれば、十分血糖値を維持出来ず、断食が1日続かず落伍者になったり、低血糖で吐いちゃったとか、ロクな結末にはならないのに…。
リプログラム①は、断食専用に開発されたサプリメントで、糖質がゆっくりと吸収される様に設計されています。血糖値の上下変動を極力減らし、低血糖症状が出ない程度のギリギリの血糖値を維持するので、絶食状態でも、空腹で空腹で仕事も勉強も手に付かない!なんて状況が回避出来ちゃうんです。又、同時に、必要最小限度の蛋白質もこれで摂れてしまうって優れものです。

  • 断食中は、固形物を食べないので、うんこが数日出なくても心配しないで!

食事を開始すれば、嫌でも、出ます。
万が一、食事を開始して何日経っても、出ない!腹が張る!等々、お腹に異常を感じる場合は、クリニックまで御連絡下さいね。
断食で、一時的にうんこが硬くなる人もいます。そんな時こそ、リプログラム②の助けを仰ぎましょう。

  • 断食は、言葉通り、飲まず食わず?な訳ないじゃ~ん。

リプログラムの粉だけを啜って生きて行け!と言ってみたいけど、本物の修行のラマダ~ンだって、夜は盛大に飲み食いしてますしね、食べても飲んでも構いません。唯、内容には制限はあります。腹が減って、腹が減って、死んでしまいそうなら、痩せ我慢はせずに、
素直に、豆腐半丁だとか納豆1パック、ゆで卵1個、豆乳150ml等々、少量の蛋白質を摂取して、低血糖を予防して下さい。
唯、蛋白質ならええんじゃない♪って大量摂取すると、胃腸が動き出して、却ってその後の空腹感が増す。自業自得(笑)。
なので、最低限の量に留めとく方が断然楽ちんなはずです。
水分の制限はありません。水や白湯、お茶なんかがオススメです。アルコールで水分摂取をなんて邪な考えは、捨ててしまって下さい。
禁酒です。空腹感が強過ぎてなんて時や、低血糖症状の予防には、中華スープや味噌汁等も全然ありで、お腹がホッと和らぎます。

  • 空腹のあまり眠れない!なら、中華スープや味噌汁等の温かい物を摂ると、胃袋もホッと一安心し、眠りに付き易くなります。

嘘だと思って、騙されてみておくんなまし。後、寝る前にゆっくりと湯船に浸かるのも、リラックス効果がUPするので、意外とそれだけでも気が紛れます。

  • 絶食日の3日間+復食日の合計4日間は、摂取カロリーが低く、低血糖状態に陥りやすい為、精々軽いストレッチやウォーキング程度に留めておくのが無難。

激しい運動は、控えましょう。とは言うものの、たかがこれ位でって運動でも、低血糖症状を起こす事も十分にあり得ちゃうんです。飴ちゃんやキャラメル等の糖分か、スポーツドリンクの常備は、運動時のお約束。気分不快、冷や汗、ふらつき脱力感等の低血糖の症状が出現した際は、直ぐに少量の糖質を摂取し、大人しく座って、回復するのを待ちましょう。
5日目~17日目の減量期は、有酸素運動を筆頭に、積極的な運動を行います。

  • 煙草は、吸ったらあかん訳じゃないけど…、禁煙しておきましょう。

最低絶食期の3日間は。
まあ、4日目の昼食後からは吸っても良いけどさぁ。結構以上に不味いらしいよ。

  • 断食中は腹が減って、ふらつく事がある。

イライラする事もある。これらは皆、低血糖症状。リプログラム①を50~100ml一気飲みしちゃうか、
飴ちゃんやキャラメル(シュガーレスは×)を1~2粒舐めて、様子を見ましょう。それでも埒明かない様だったら、クリニックに電話下さい。

  • 生理周期を考えると、一番効率の良いとされているのが、排卵前の断食。

減量効果率が断然高いです。生理で鉄分等がダダ漏れしている時に、敢えて断食しなくても良いんじゃない?

復食期


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  • 胃袋が空っぽな状態が長らく続いていたが為に、急に喪が明けて、喰い物が一気に雪崩れ込んで来ると、
    ホント、胃や腸はビックリします。

胃痛や吐き気と言ったトラブルの原因にもなりかねないので、断食明けの第1食目は、お粥やおじや、具入りのスープ等200Kcalを目安に、少量づつゆっくり、噛み締めるようにして食べましょう。まあ、正しくは、ドカ喰いしようとしても実際問題として喰えない(体が受け付けない!)ので、ゆっくり食べざる得ないんだけどね。

  • 酒は、飲まなくて済むなら、飲まないで下さい。

もし貴女が、飲まないと仕事にならない酒屋の営業マンなら、仕方ありません。水やお湯で割って、アルコールの濃度を下げる事、そして、飲む前には、必ず脂質や蛋白質を、少しで良いので、必ず、胃袋に入れた上で、飲むでしょうか。

減量期

  • 7部食とは言え、5日目に食事を摂るとその分だけ、増えます。

一般的には、断食終了直後と比較して、概ね1Kg程度の体重増加がみられ、減量期の目標はこのままこれを維持する事にあります。
断食後は胃袋が小さくなっているので、少ない量でも満腹を感じるものなので、7部食でも大丈夫。ゆっくり良く噛んで、食べる事が肝要です。

  • 1食の置き換えは、一番食事量の多い食事にします。

ですから、一般的には置き換えは夕食が多いですかねぇ。唯、それはその日のスケジュールによって決めるものなので、御自分で調整下さいませ。

  • インスタント食品やコンビニ飯、ファーストフードetc.は、結構糖質に比重が偏ってるもの多し。

野菜や蛋白質を大目に摂取は、減量の基本中の基本です。

もしも、低血糖症状を呈したら?

 リプログラム中、特にファスト期(断食中)は、低血糖を起こす可能性があります。必ずスポーツドリンクや飴ちゃん、キャラメルを常備し、
低血糖症状が出た場合は、即それで対応して下さい。スポーツドリンクを100~200mlちびちび飲みする、飴やキャラメルを口の中に一度に1
 個とは言わず2個位放り込んで、血糖値の急速な回復を図りましょう。
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■主な低血糖症状

 リプログラム治療中に、以下の症状が出たら直ぐに下記の様な対処を行ってください。もし対処を行っても、症状が軽減されない場合や症状が重い場合には、直ぐにクリニックに御連絡下さい。

  • ふらっとする感覚
  • 悪寒(寒気)
  • 手足の震え
  • 全身倦怠感(だるさ)
  • 頭重感(頭痛)
  • 動悸
  • 冷や汗
  • あくびが頻回に出る
  • 吐き気

■低血糖症状が出た場合の対処方法


先ず、椅子に腰掛けたり、ベッドに横になる等、安静を確保
して下さい。そして、
ブドウ糖を含むモノを摂取して下さい。

  • スポーツドリンクをちびちびと100~200mlを飲み、様子を見ましょう。
  • 飴ちゃんやキャラメルを舐めましょう。勿論、ノンシュガーは×ですからね。


 これで、30分経過観察してもらって、症状が軽減されないようなら、クリニックに御連絡下さい

■水分はしっかりと摂取しよう。

リプログラム期間中は、こまめに水分摂取を心掛け、脱水に十分注意して下さい。

■どうしても外せない、運動や会議の前に(しておくと望ましい事)

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 リプログラムを行いながら、仕事したり、運動を行わざる得ない羽目に陥らない様に、事前に調整を計るか、ドタキャンするが基本的対処方法
 (笑)ですが、世の中それすらもままならない事態が発生してしまう事があります。それも、往々にです。そんな時には、事前に少量の蛋白質を摂取する事で、低血糖を予防出来ます。
低血糖症状が心配な場合は、運動を行う30分前や、頭をフル回転させなくちゃならない仕事の前に、豆腐半丁や納豆1パック、豆乳150ml、ゆで卵1個等を食べておけば、備えあれば憂いなし!を実感出来るでしょう、きっと。


*常用薬や治療中の疾病、慢性疾患等がある場合には、重大なトラブルを引き起こす可能性がありますので、必ず医師に申告して下さい。

リプログラム体験記~HISAKO

 HISAKOは、ガッツリ断食療法を堪能出来るフルラインプラン(17日間)を体験しました。下図は、HISAKOの体重の推移をグラフにしたモノです。
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 本音言うと、ダイエットの方法としてはどうなんだろうね。確かに、痩せたっちゃ痩せたけどね。1.5Kgと誤差程度(笑)だけど。
(因みに、断食プログラム終了から1ヶ月弱経過しましたが、今朝は56.9Kgと、相変わらずま~ってボーダーラインをふらふらしてる(笑)。)
 う~ん、本音としては、短期間のダイエットとしては本質的にどうなんだろうって思った。そのまんまの疑問を、この断食プログラムを開発した会社にぶつけたら、以下の様な返事が返って来ました。

水野寿子 先生御侍史
 ご連絡ありがとうございます。
 もともと先生の場合は、ご自身で食事コントロールをされており、スタート時がいい状態のため、効果が出づらいのだと思います。
 断食は、体がもつ恒常性を利用したものですので、正常(適正)な方ほど、変化が起こりにくいことが特徴でもあります。我々のモニター試験でも、もともと体重が多くない方では、それほど体重は落ちませんでした。

開始前    4日目   18日目
39歳女性  43.3kg → 41.9kg → 42.0kg  1.3kg減
57 歳女性  43.8kg → 42.2kg → 42.2kg  1.6kg減

 多くのケースでは、断食後から1kg前後体重が増加した数値(先生ですと、4日後の57.1kg)を維持します。先生の場合ですと、5日目に新年のパーティーがあるとおっしゃられていました(実は、6、7日目も宴会があった、へへへ)ので、その際の食事や飲酒量なども影響しているかもしれません。

 確かに、全く食事に制限を掛けて来なかった人には、ダイエットとしての効果はあると思う。

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 でも、長期的には、中高年以降に限ればだけど、全ての人に対して効果的なんじゃないかな。急がば回れって意味でだけど。
 少なくても悪いはずがない。つまりね、腸管の炎症の終息化に伴う蛋白質を始めとする栄養素の吸収改善は、凄く評価出来る。
 それに、HGF(成長ホルモン)とIGF-1(インスリン様成長因子)は50歳で生下時の12%に低下しますが、断食によって20倍に増えるってデータもある。あと、最近、肥満の、それも白人級の規格外的超肥満の(!)原因として注目されつつあるんだけど、腸管の炎症により放出された様々なサイトカインが、白色脂肪細胞を直撃! 破壊された脂肪細胞は、原爆実験で誕生したゴジラの如く、制御不能となり、肥大化一直線(笑)なんて、恐ろしい話もあるんだよね。これはリンパ浮腫に於ける脂肪組織(美容通信2012年4月号)の肥大と同じ原理。因みに、アメリカでは、肥満と遅延型フード(食物)アレルギーに対する大規模な臨床研究が始まってるみたいだしね。断食治療がダイエットに著効を示すと謂われる所以は、きっとこんな所にあるんだろうなぁ。

 実は、効果を後からじと~っと実感したものの代表格の一つは、鉄かも知れません。HISAKOは、もう生理がある訳でもなく、消化管に何か潰瘍とか出来物があってそこから出血をしているなんて健診で未だ嘗て指摘された事もないのに、ガッツリ肉&魚喰って、大量にサプリメントで(ヘム)鉄剤を飲んでるんですが、中々フェリチン値が上がんない貧血美容通信2013年11月号)(美容通信2009年12月号)って奴です。きっと、多くのHISAKOの同胞達と同様に、吸収時のチャンネルに問題があるんだと思います。こういう輩であるとなかろうと、断食って行為自体が鉄の吸収を
 上げるとは考え難いので、寧ろ、その際に併用するアミノ酸のコンスタントな補充がボディブローの様に効いてくるんじゃないかしら

 リプログラム①には、75種類の野菜やフルーツを発酵して出来た、非常に多様なアミノ酸が含まれています。更に、リプログラム④にも、宵闇に紛れてがっつり働くガテン系アミノ酸が配合されているので、こいつらのお蔭と素直に感謝した方が良いかも。他にも胃酸の不足とか、ピロリ菌が関与する等々の原因もあるので、じと~っとレベルの改善に留まりますが(笑)。だから、貧血だからって、断食を諦める必要はないんです。寧ろ方向転換の切っ掛けになるかも♥的なトライの仕方もありかと思います。

 そして、花粉症に絶大な効果! 前述の通り、HISAKOは、スギの花粉症が酷くて、コンタクトレンズが未だカバーになるからマシって位の超が付く程の重症。
しかしながら、2015年の東京のスギは最悪の飛散状況だったにもかかわらず、意外に、花粉症の症状が軽かった。たまに、むずっとする日があるかも程度。
予想はしていたけど、その効果にビックリでした。抗ヒスタミン剤の内服も、目薬も、点鼻薬も、全く使わずに、乗り切れたんですから。HISAKO史上、最高の快適な春でした。


  • 2015.1/20(ファスト期)(治療1日目)

 朝ご飯からがっつりカツ丼派のHISAKOは、ちびちびリプログラム①を啜ってても、AMが一番きつかった。腹はぐうぐう鳴るし、低血糖状態って程ではないけど、何となく注意力散漫気味。激しい空腹感はないんだけど、満たされず、体に力が入らないとでも言うのかなぁ。これじゃあ、PMの外来ど~しようかしらんと少し不安になり、ずるっこ魂がむくむく(笑)。低血糖の予防と称して、豆乳ラテ1杯にリプログラム①を溶かして一息❤
 これを境に、急に顔色が良くなったとスタッフから指摘が。液体版抹茶ういろうって感のリプログラム①の甘ったるさが軽減され、あんまり普段甘い物を食べ付けないHISAKOとしては、かなり飲み易くなったかな。でも、エクセって、スタバ同様、加糖された調整豆乳が使用されてた気がする…ちょっと罪悪感。
 PM~寝るまでは、意外に慣れたのか、平気。

  • 2015.1/21(ファスト期)(治療2日目)

 人間、慣れるもんだ。諦めるもんだ。意外に楽勝。体感的には、良くも悪くも…。唯、昨日食べてないのに、
 うんこがしっかり、いつも通りずるっと出たのには、驚き。

  • 2015.1/22(ファスト期)(治療3日目)

 昨日に引き続き、何も食べてないはずなのに、朝から快便。これだけ、腹の中に溜めてたって事か。
 体の中と言うか…腹の中が爽快な気がする。スタッフに、M細胞が少し身軽になって、喜んでいるのが分ると言ったら、笑われちゃいましたけど。
 今になって、断食の本質は、腸内環境の改善と言うか…、寧ろ、遅延性のフード(食物)アレルギー(美容通信2012年9月号)の治療なんだろうなって実感が湧いた。
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 遅延性のフード(食物)アレルギーって、端的に言うと、何時も同じもんばっか喰ってるから、消化が間に合わず、消化しかけの茹で卵の黄身みたいなもんがベタ~っと、まるでスライム?って感じに、免疫の最前線を担うM細胞の上に貼り付いた状態だから、起こる。唯、スライムと言っても、元々はありふれた食べ物。例えば、牛乳、小麦、とうもろこし、大豆、柑橘類、トマト、ピーナッツetc.で、決して悪い奴じゃないけど、そんな輩を相手にしてたら、M細胞だって手一杯になっちゃうから、本来の業務に差し障りが出ちゃうよね。

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 ”腸内細菌叢の改善”(美容通信2012年8月号)でも触れたけど、腸管は、食物や微生物等の膨大な種類と量の侵入者と常に接しており、これらの取捨選択を判断する機能を持っています。それこそが、腸管が”第二の脳”とも称される所以でもある所以で、食物の様に安全で必要なモノと性悪なだけの病原性のあるバイ菌等を識別し、有益なモノだけを体内に取り込み、害虫はシビアに叩き出す。この素晴らしい仕組みこそが、腸管免疫です。それが消化途中君のスライム(笑)で損なわれるから、下記の様な不定愁訴が生じるんです。

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 まあ、確かに、腸管免疫を破綻に追い込むモノは、食べ物だけじゃありません。他にも、ストレス、遺伝体質、感染と炎症、化学製品、薬、環境汚染物質、毒素等々があります。しかし、断食でスライム君ってお荷物が多少なりとも減少するだけで、少なくてもその分位は、免疫寛容システムは健全化されるんじゃないですかねぇ。その辺りの論文は、ぱら~っと検索したレベルでは見当たんなかったので、全くのHISAKOの妄想ワールドでしかありません。
 しかし、余計なIgEやIgG反応によるケミカルメディエーターの放出が抑制された事が、腸管の炎症を軽減し、粘膜バリアの再生が促進された気はします。

  • 2015.1/23(復食期)(治療4日目)

 あれ程がっつりHISAKOIを支配していた食に対する欲望が、ファスト期の3日間で消滅…。とは言っても、久し振りの断食明けの一口目は、美味しい物は美味しく、不味い物も美味しく、セブンでレトルトのお粥ですらペロリと平らげてしまいました。唯、胃が小さくなってしまったのか、以前なら前菜扱いしていたお粥でも、フルコースを頂いた様な満足感♪

  • 2015.1/24(減量期)(治療5日目)


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 胃袋が小さくなって、早食い太朗の名を返上。この日の為に用意しておいた、ジリアン・マイケルズのキックボックス ダイエットを開始。体力が落ちてるかと思いきや、全然(笑)。

  • 2015.1/26(減量期)(治療7日目)

体重は断食開始前のレベルに戻りました(笑)が、一時ガクンと減ってしまった筋肉量も元に戻(微増?気のせい?)ったし、何よりも脂肪量が1Kg以上減ったのは喜ばしい。
内臓脂肪レベルも減ったままだし。るん。

  • 2015.2/5
    (減量期)(治療17日目)

 微増減を繰り返しながらも、何だかんだ言いながら、-1.5Kgで無事終了。一食置き換えは意外に楽勝。


*註:HISAKOの美容通信に記載されている料金(消費税率等を含む)・施術内容等は、あくまでも発行日時点のものです。従って、
諸事情により、料金(消費税率等を含む)・施術内容等が変更になっている場合があります。予め、御確認下さい。


※治療の内容によっては、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。

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発毛、育毛にパラダイムの変換、更にコロンブスの卵!?
脱・脱毛理論と頭皮毒デトックス>です。